花鳥風月

外に出た時、ふと感じる乾いた空気、、、
そこには、秋の訪れを感じる瞬間があり、同時に、夏が終わる寂しさを覚えます。
どうしようもないぐらい暑かった夏なのに・・・

駆け足で進んでいく毎日、、、
ふと立ち止まって、その寂しさを味わいたい。


そんな夏の終わりの哀愁を味わいたくて、、、
あのお気に入りの場所へ・・・

9月1日から2日で、oceanさんとテントを持って山に行ってきました。

現地に到着したのは、夕方・・・
辺りは真っ白。

ほんとに時々、辺りが明るくなることもありましたが、ず～っとガスったまま。
大雨に降られることもなかったのですが、かなり冷え込んできて、仕方ないので、早めにシュラフに潜り込みました。
あまりにもテント内が適温で快適だったのか、oceanさんはすぐ寝てました。
まあ、かくいう私も快適を感じて撃沈でしたが・・・
明日の快晴を信じて夢の中へ・・・　かな（笑）




ピ・・・



ピピ・・・



実は、oceanさんより早めに目覚ましをセットしていました。
テントの外は、、、

月が綺麗だった。



そして、二人の願いが通じた？　イイ天気^^


夜明けの先にある山の朝・・・
こんな世界を味わえて、メッチャラッキーです^^



つぼみだった花も綺麗に咲き、、、




どうだ参ったかと言わんばかりの360°の雲海・・・




眠りから覚める自然、、、


他の生命あるものと同じで、自分はこの自然の中で生かされている・・・
そう感じる瞬間。
所詮、中国地方の山なんて、アルプスに比べると里山レベルなのかもしれません。
でも、ここでしか味わえない山の世界があって、それは絶対アルプスでは味わえない。
そう感じるぐらい、なんとも言い表せない素敵な山の朝でした♪



夜空の向こうにある青い空を眺めてると、なんだか、なつかしい夏の日々を思い出します。





そう、空はまだまだ夏。




でも、、、



草原の初秋をいろどるマツムシソウ、、、




そして、秋の七草のススキ。




山は、もう秋、、、




あの暑かった夏も終わろうとしている・・・



子供の頃は、夏の思い出なんてたくさんあったのに、大人になってから、夏の思い出は片手で数えれるぐらい・・・

でも、なぜだか他の季節に比べると強烈に心の中に焼きついています。



だからかもしれませんが、夏の終わりを感じたとき、一抹の寂しさを覚えます。

でも、、、



そんな哀愁をず～っと味わっていたい・・・


そんなことを思いながら、二人で空を眺めてました。


哀愁感たっぷりのキャンプ、、、
oceanさん、たまにはいいもんですね。

また一年後も、ぜひぜひ^^