私が山に登る理由
私が生まれ、そして育った街は広島市。
広島市といっても今住んでいる場所でなくて、山の麓にある、ド田舎な場所。
周りには山、田んぼ、川しかなくて・・・ でも、毎日、外に出て遊んでたんですよね。
山で秘密基地作ったり・・・ 田んぼや池で水生昆虫捕まえたり・・・ 川で泳いだり・・・
毎日、遊びに飽きるなんてことはありませんでした。
いつからだろう、夏の夜に蛙の鳴き声を聞かなくなったのは・・・
いつからだろう、夏の夕方にヒグラシの鳴き声を聞かなくなったのは・・・
いつからだろう、夏にミンミンゼミの鳴き声を聞かなくなったのは・・・
いつからだろう、秋の夜にマツムシやスイッチョンの鳴き声を聞かなくなったのは・・・
私が生まれ育った場所は開発が進み、当時の面影はまったく残ってないんですよね。
最近、田舎っていいなぁ~って思うようになってきたんですよね。
年取ったんですかね。
のんびりしたいとかそういうんじゃなくて、自分らしく生きていけるような気がして・・・
この世に楽園なんてないわけで、せめて自分らしく生きていけたらなぁと・・・
でも・・・ 若いときに自分探ししてないんですよね。なので、答えが見つかっていないんです。
答えは見つからないものなのかもしれませんが、今こうして山登りして自分探しをしています。
私が山登りをするのは9割が単独なんですよね。
5時間から6時間ぐらい歩いてるんですけど、その間、ほとんど考え事しています。
普段の生活の中では、考え事しているようで、実はあまりしてないんですよね。
最近、ボンヤリですが答えが見えてきたような気がしてます。
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